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2名の常勤医師、および1名の非常勤医師による診療体制です。
外来は基本的に、午前中は初診、予約外、再診の1診または2診体制で、午後は専門外来(月・水・金曜日)となります。手術は火・木曜日におこなっております。
悪性腫瘍、尿路結石、排尿障害など、泌尿器疾患は全般的に受けられるよう努めています。もちろん近隣施設との病診連携、他院への紹介やセカンドオピニオンの希望にも対応しております。
泌尿器科では腎臓・尿管・膀胱・尿道の尿路と、その近くにある副腎・前立腺・精巣などの臓器を対象とした診療をおこなっています。
膀胱がんでは、内視鏡(経尿道的手術)による切除が基本となります。特に当院では腫瘍可視化技術(Photo dynamig diagnosis, PDD)を用いた手術もおこなっております。アラグリオという薬を内服して青色光源の内視鏡で観察すると、腫瘍が赤色に発色するという技術です。これによって通常の経尿道的手術では分からなかった腫瘍について、追加発見率が10―30%改善すると報告されています。
進行した膀胱がんの場合には膀胱をとる手術(膀胱全摘・回腸導管または代用膀胱造設術)も必要となります。
腎がん、腎盂および尿管がんでは腹腔鏡による手術がメインとなります。
前立腺がんではステージ、全身状態、年齢によりますが、根治を目的とする場合は手術や放射線治療による治療となり、ホルモン剤による薬物療法やPSA監視療法をおこなうこともあります。
前立腺がんや膀胱がんなどが進行し、抗がん剤治療が必要となった場合は、専門スタッフがいる外来化学療法室での投与を積極的におこなっております。ホルモン療法が効きにくくなった骨に転移のある前立腺がんの患者さんには、RI内用療法(ラジウム223・ゾフィーゴ®)もおこなっております。ゾーフィゴとは薬から放出される放射線(α線)を骨の転移部位に体内から照射することで効果をもたらす治療です。実際にはラジウム223という放射性物質を4週間ごとに1度、6回静脈注射をおこないます。入院の必要はありません。
成功率の高い軟性尿管鏡や硬性尿管鏡を用いたレーザー破砕術(TUL)を中心に治療をお勧めしています。経皮的腎結石破砕術(PNL)による治療もおこなっています。
手術症例 | 件数 |
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副腎切除術(腹腔鏡) | 1 |
根治的腎摘除術(開腹) | 1 |
根治的腎摘除術(腹腔鏡) |
4 |
腎尿管全摘術(開腹) | 1 |
腎尿管全摘術(腹腔鏡) | 4 |
経尿道的尿管結石破砕術(TUL) | 82 |
体外衝撃波尿路結石破砕術(ESWL) | 4 |
経尿道的前立腺切除術(TUR-P) | 17 |
経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT) | 81 |
経尿道的膀胱結石破砕術 | 10 |
経尿道的尿管ステント留置術 | 67 |
陰嚢水腫根治術 | 3 |
尿道ステント留置術 | 1 |
精巣腫瘍手術 | 3 |
前立腺針生検 | 103 |
経皮的腎瘻造設術 | 7 |
包茎手術(背面切開) | 1 |
膀胱瘻造設術 | 4 |
小堺 紀英こざかい のりひで
診療部 部長
専門分野 | 泌尿器科一般 |
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資格 | 日本泌尿器科学会認定 泌尿器科指導医 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 日本泌尿器内視鏡学会 泌尿器腹腔鏡手術技術認定 日本内視鏡外科学会技術認定(泌尿器腹腔鏡) 日本排尿機能学会専門医 日本医師会認定産業医 医学博士 |
ひとこと | 心配ごとや悩みがありましたら、気軽にご相談ください |
山中 健嗣やまなか たけし
診療部 医長
専門分野 | 泌尿器科一般 |
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資格 | 日本泌尿器科学会認定 泌尿器科認定専門医 |
ひとこと | 一人一人の症状に合わせた診療を心がけています。小さな気付きでもお話しください。 |
篠島 利明しのじま としあき
非常勤
専門分野 | 泌尿器科一般 |
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資格 | 埼玉医科大学准教授 日本泌尿器科学会認定 泌尿器科指導医 日本泌尿器内視鏡学会 泌尿器腹腔鏡手術技術認定 医学博士 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 | 山中 健嗣 (初診・再診) |
小堺 紀英 (初診・再診) |
小堺 紀英 (初診) |
篠島 利明 (初診) |
山中 健嗣 (初診) |
山中 健嗣 (再診) |
小堺 紀英 (再診) |
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午後 | 予約外来 |
手術日 | 予約外来 | 手術日 | 予約外来 |
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★は専門外来、赤字は女性医師の診察になっております。
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