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「食」をとおして皆さまの健康を守り、向上させることを主な使命としています。生活習慣病予防、重病化予防に取り組んでいます。
健康は皆さまご存知の通り、日常生活を送るために大変重要なものになります。健康に必要な『運動・栄養・休養』と『心の健康』は整っていらっしゃいますか。
私たち栄養科は、皆さまに病気や体調を改善してもらうため、上記の『栄養』にまつわる支援をしております。
入院では、食事を提供しています。美味しく召し上がってもらえるように食事内容(行事食)や食材の選定(季節に合わせた)、調理法(カットの仕方・味付け・盛り付け)、衛生管理(食材管理・水質検査・厨房入室時チェック・手指衛生等)・・と、多岐に渡り日々確認や見直しをしております。また個人の病気や身体、消費するエネルギー量や術後の調子なども考えながら、必要な栄養※1を身体に負担なくお召し上がり頂けるように配慮しています。
また、入院中と外来通院時に、食事や栄養に不安や疑問を抱えている場合や、病気で食事に制限※2がある方に対して、管理栄養士の観点から指導し・相談をお受けしています。栄養指導を受けられた患者さんから「何でも好きな物を食べていました。だから良くなかったのですね。」「身体に必要な量を食べていたと思っていましたが、指導を受けて量がとても多かったことが分かりました。」などの感想を聞きます。
栄養指導のポイントは、何をどれだけ食べたら良いかを知り、食生活のリズムを整える事です。自分自身に見合った食材の選択・量を知って栄養バランスよく食べられるようになると、身体が楽になります。病気の悪化や再発防止ができて生活が潤います。食べたい食物(例:甘味・脂肪・塩分・エネルギーを過剰に食べるなど)が身体に悪影響を及ぼす場合は、指導を受けられた始めの数ヶ月は我慢も必要かもしれません。ですが、正しい食習慣に慣れてしまうと我慢が軽減して気持ちが楽になり、生活を充実させてくれます。食事を見直して、美味しく食べながら、丈夫な身体作りをされませんか。
一緒に食生活を振り返り、課題や解決策を見付けてみませんか。
健やかな食習慣を自然と身にまとえる方がより多く増えますよう、心から願い挨拶を結ぶことにいたします。
栄養科
※1 栄養【糖質、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル(塩分・カルシウム・鉄等)、食物繊維】
食欲がなくて食べる量が少ないと、身体に必要な栄養が不足し体力を消耗してしまいます。管理栄養士は食べられそうな食品・料理を聴き取ります。可能な限り、ひと口でも多く召し上がれるように食事の内容を考えて提案、提供しています。
※2 【肥満、糖尿病、高血圧症、脂質異常症、腎臓病、心臓病、肝臓病、摂食・嚥下の機能が低下されている方、胃潰瘍、癌、低栄養、骨粗鬆症など。】
医療技術部に属し、入院患者さんへの食事の提供と栄養管理、入院・外来の栄養指導など「食」・「栄養」にまつわる面から疾病の治療や予防のサポートをしています。
①PFM(入院前サポート)の実施
②入院時、SGA、GLIM基準による評価及び栄養管理計画の作成
③チームへの参画
① 個別栄養指導
患者さんのライフスタイルに合わせ、食生活の改善につながる相談および指導をしています。
栄養食事指導の最も大きな特徴は、完全なる個別性にあります。各々のライフスタイルや家族構成、嗜好に合わせ、現実可能な範囲で、科学的根拠に則った最も効果的な方法を模索し提案していきます。一日3回食事を摂る一般的なライフスタイルならば、年間1095回もの、30年ならば32850回の食事をする計算になります。食事が大切だと言われる大きな一つの理由はここにあるのではないでしょうか。現在の食事内容に少しでも不安や疑問があれば一度受けられることをおすすめします。
② 集団栄養指導
③ 調乳・栄養指導
① 献立作成
② 選択メニュー
③ 行事食
④ 特別メニュー
⑤産科
<昼食一例>
<夕食一例>
⑥ 産後ケア
⑦ 衛生管理
⑧ 災害用備蓄食品の選定及び管理(経理課と協同)
⑨ 食中毒危機管理
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