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病理診断科では、患者さんの一部から診断の目的で採取(生検と呼ばれます)された小組織片や細胞、手術によって切除された臓器、喀痰や尿などの分泌物・排泄物から、組織診断や細胞診断を行い、炎症や癌の有無、病気の原因などを調べます。癌の早期発見に重要な検査であり、また治療薬の選択を含め、治療方針の決定にも大きく関与する部門です。
病理診断は口腔粘膜、食道、胃、大腸、肺、肝臓、腎臓、膀胱、前立腺、子宮(頚部・内膜)、皮膚など全身の諸臓器・組織が対象となり、これらの臓器や組織より発生した腫瘍あるいは炎症性などの多彩な疾患が対象となり、①病理組織診断、②細胞診断(細胞診検査)に大きく分かれます。
①病理組織診断業務は次の1~3を含みます。
②細胞診検査
細胞診とは、病変部より様々な方法で採取された細胞や、検診時に採取された細胞の一つ一つを顕微鏡で観察し、悪性細胞あるいは悪性の疑いのある細胞などを検出する検査です。 細胞診は以下に分類されます。
診療実績 |
件数 |
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病理組織診断 | 2,916 |
(術中迅速診断) |
(43) |
細胞診断 | 2,915 |
(術中迅速細胞診断) | (41) |
病理解剖 | 0 |
江口 正信えぐち まさのぶ
非常勤医師
専門分野 | 病理組織診断全般、細胞診検査 |
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資格 | 日本病理学会 病理専門医 日本病理学会 研修指導医 日本臨床検査医学会 臨床検査管理医 日本臨床細胞学会 細胞診専門医 日本臨床細胞学会 教育研修指導医 日本臨床細胞学会認定 教育研修指導医 医学博士 |
小名木 寛子おなぎ ひろこ
非常勤医師
外崎 桃子とのさき ももこ
非常勤医師
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