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子宮筋腫は子宮の筋肉に発生する良性の腫瘍であり、成熟女性の30%に発生するといわれています。卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲン)の刺激で大きくなり閉経後には少しずつ縮小します。発生する場所により、子宮内側の粘膜下筋腫・筋肉内の筋層内筋腫・子宮外側の漿膜下筋腫に分類されます。
(引用:公益社団法人 日本産科婦人科学会.産科・婦人科の病気「子宮筋腫」.参照:2025-10-22.https://www.jsog.or.jp/citizen/5711/)
子宮筋腫の症状は場所により異なり、粘膜下筋腫では過多月経(月経の量が多いこと)・ 貧血・不妊症などになりやすいといわれています。漿膜下筋腫では症状の出にくい場合が 多いですが、巨大になると下肢静脈血栓症・肺動脈血栓症(エコノミークラス症候群)の原因になることもあります
大きく分けて1)薬物療法と2)手術療法があります。
文責:片岡 良孝
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