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葉状腫瘍

葉状腫瘍

はじめに

乳房にできる比較的まれな腫瘍で、良性から悪性までの幅広い性質を持ちます。線維腺腫と似ていますが、増殖の速さや再発率などで異なる特徴があります。

原因

乳腺の間質細胞が腫瘍化することで発生します。遺伝子変異など、特定の遺伝子異常が関与しいている可能性があると近年の研究で示唆されていますが、繊維腺腫から進化する説やホルモン受容体の影響も一部指摘されていますが、確定的なことは不明です。
思春期以降のホルモンバランスの変化が発症のきっかけになる事が多いです。妊娠や授乳期に一時的に大きくなることもありますが、一部では遺伝子的要因も関係している可能性があるとされています。

症状

しこりは通常、無痛性で触ると硬く滑らかですが、急速に大きくなると皮膚の変形や潰瘍をともなうことがあります。

診断

マンモグラフィー・超音波・MRIなどの画像検査、針生検や切除後の病理検査、繊維腺腫との鑑別が難しいため、手術後に診断が確定することも多いです。

治療法

外科的切除が基本で、良性でも再発率が高いため、完全切除が重要です。


葉状腫瘍は比較的進行が遅く、予後が良好な印象ですが例外もあるため油断は禁物です。しこりの変化に気づいたら、早めに専門医も相談するのが安心です。

受診方法はこちら

(文責:瀬沼 幸司

対象診療科

乳腺外科

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