IgA血管炎とは 

原因は特定されていませんがIgA抗体が病気に関与していると考えられている血管炎です。

2012年まではヘノッホ・シェーンライン紫斑病、アレルギー性紫斑病などとも言われていました。

主要症状 

• 赤い発疹から触れることのできる隆起上の紫斑（皮下出血）へ変化する皮膚症状
• 血管神経性浮腫
• 消化器症状（腹痛、嘔吐、血便）
• 関節症状（関節痛、関節腫脹）
• 腎症状（腎機能障害、腎炎）

症状がそろわない場合は診断がつきにくいことがあります。

治療

対症療法が主です。

消化器症状が強い場合、鎮痛薬（アセトアミノフェン、NSAIDsなど）やステロイド投与を必要とすることがあります。

※症状が重い場合や再発してしまう場合は高次医療機関へ紹介する場合があります。

文責：本間　英和