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感冒症状に引き続いて起こる犬吠様咳嗽を伴う喉頭部(喉の奥の方)の呼吸器感染症です。
イヌが吠えるようなこもった咳、オットセイが吠えるような咳が特徴になります。
ウイルス感染症が主な原因です。
犬吠様咳嗽の他、嗄声(声がかすれる)や吸気性喘鳴(息を吸うときのぜーぜー)を認める場合もあり、発熱がみられることもあります。
※症状が重い場合は高次医療機関へ紹介する場合があります。
※細菌感染が原因となる急性喉頭蓋炎は重症な呼吸症状を引き起こすため当院での対応は困難ですが、初期症状からは区別することは難しいです。お子さんの症状が強い場合、治療をしても改善しない場合は、高次医療機関への直接受診を強くお勧めします。
文責:本間 英和
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