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2022.11.15
当院は、災害拠点病院に指定されており、大災害時には、公立福生病院構成市町(福生市、羽村市、瑞穂町)が、発災直後から超急性期まで、緊急医療救護所を当院に設置することになっています。
11月5日(土)、午後1時30分、立川断層帯を震源とする震度6弱の地震が発生したとの想定で、構成市町と地域の医師会、歯科医師会、薬剤師会、当院合同で初の緊急医療救護所設置訓練を実施しました。
当日は、福生市長、瑞穂町長、構成市町議員の方々をはじめ、東京都地域災害医療コーディネーター肥留川賢一青梅市立総合病院副院長兼救命救急センター長、市町村災害医療コーディネーター仲丸 誠公立福生病院副院長、構成市町の医師のほか、構成市町職員、当院職員あわせて78名が訓練に参加しました。
訓練は、①緊急医療救護所、トリアージエリアの設営、②大災害時に大量の救護者が病院に来院した際に、病院の診療能力を超え、機能不全に陥らないようにするためのトリアージ訓練、③当院立体駐車場1階に設置した緊急医療救護所で、トリアージにより軽症と判断された要救護者へ診察と薬の調剤が行われました。
訓練後の講評では、肥留川コーディネーターから「訓練を通じて様々な課題が見えてきた。しかし、今回、西多摩地域初となる緊急医療救護所の設置訓練が行われたことは大変意義がある、今後も訓練を継続し、諸課題の解決に取り組んでいただきたい。」とのコメントをいただきました。