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【●患者用】臨床指標

research 臨床指標(クリニカル・インディケーター)

臨床指標(クリニカル・インディケーター)

臨床指標(クリニカル・インディケーター)とは

病院の機能や診療の状況などについて、様々な指標を用いて具体的な数値として示したものです。
当院では、2019年度分からの臨床指標を分析し改善を図り公表することで、医療の質の向上をつなげていくとともに、患者さんから信頼され親しまれる病院を目指していきます。

病院全体

延入院患者数

延入院患者数とは、当月末在院患者数(24時現在入院している患者さん)と退院患者数を合計した延べ人数を表しています。

【計算式】

当月末在院患者数+退院患者数

(単位:人)

延入院患者数 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
60,497 70,675 63,575 65,971

延外来患者数

延外来患者数とは、1年間の外来を受診された患者さんの数を表しています。

【計算式】

初診患者数+再診患者数

(単位:人)

延外来患者数 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
139,576 163,245 165,968 153,624

病床利用率

病床利用率とは、運用しているベッド数(現在は316床)のうち、患者さんがどれくらい入院しているかを表しています。
可能な限り多くの患者さんを効率的に診られるよう、より高い値を目指していきます。

【計算式】

分子:延入院患者数(退院患者数を除く)
分母:病床数×診療実日数

(単位:%)

病床利用率 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度

50.4

56.9

50.8

53.1

平均在院日数

平均在院日数とは、1人の患者さんが入院してから退院するまでの期間が平均でどれくらいかを表しています。(包括ケア病棟は除いています。)
地域の医療機関との連携などによって短期間で退院できるよう、より低い数値を目指していきます。

【計算式】

分子:年間在院患者延数
分母:(年間新入院患者数+年間退院患者数)×1/2

(単位:日)

平均在院日数 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
14.0 13.7 12.2 13.7

入院患者満足度

入院患者満足度とは、入院中または退院される患者さんに、診療について満足しているかどうかを5段階評価(「満足」、「やや満足」、「どちらともいえない」、「やや不満」、「不満」)のうち、「満足」及び「やや満足」と回答いただいた割合を表しています。
より高い値を目指していきます。

【計算式】

分子:満足のいく診療を受けたと回答した入院患者数(満足+やや満足)
分母:患者満足度の有効回答数(入院)

(単位:%)

入院患者満足度 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
96.8 100.0 85.7 87.9

入院患者満足度(看護)

入院患者満足度(看護)とは、入院中または退院される患者さんに、看護について満足している
かどうかを5段階評価(「満足」、「やや満足」、「どちらともいえない」、「やや不満」、「不満」)のうち、「満足」及び「やや満足」と回答いただいた割合を表しています。
より高い値を目指していきます。

【計算式】

分子:満足のいく看護を受けたと回答した入院患者数(満足+やや満足)
分母:患者満足度の有効回答数(看護)

(単位:%)

入院患者満足度(看護) 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度

97.9

100.0 92.3 96.7

外来患者満足度

外来患者満足度とは、外来受診される患者さんに、診療について満足している かどうかを5段階評価(「満足」、「やや満足」、「どちらともいえない」、「やや不満」、「不満」)のうち、「満足」及び「やや満足」と回答いただいた割合を表しています。 より高い値を目指していきます。

【計算式】

分子:満足のいく診療を受けたと回答した外来患者数(満足+やや満足)
分母:患者満足度の有効回答数(外来)

(単位:%)

外来患者満足度 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
94.4 55.0 76.2 82.4

在宅復帰率

在宅復帰率とは、退院患者さんのうち、自宅等へ退院した患者さんの割合を表しています。
主に急性期医療を担う病院の場合には、リハビリテーション等を行うための専門病院に転院して、より身体機能を安定させてから退院となる場合もあります。このような場合には率が低くなります。
より高い値を目指していきます。

【計算式】

分子:退院先が自宅等の患者数
分母:生存退院患者数

(単位:%)

在宅復帰率 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度

97.3

96.5 97.9 97.3

クリニカルパス使用率(患者数)

クリニカルパスとは、良質な医療を効率的、かつ安全、適正に提供するための手段として開発された診療計画表をいいます。クリニカルパス使用率(患者数)とは、入院患者さんに対して、クリニカルパスが適用された患者さんの割合を表しています。
より高い値を目指していきます。

【計算式】

分子:パス新規適用患者数
分母:新入院患者数

(単位:%)

クリニカルパス使用率(患者数) 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
76.0 75.1 80.5 68.5

クリニカルパス使用率(日数)

クリニカルパスとは、良質な医療を効率的、かつ安全、適正に提供するための手段として開発された診療計画表をいいます。クリニカルパス使用率(日数)とは、入院患者さんの延べ入院日数に対して、クリニカルパスが適用された日数の割合を表しています。
より高い値を目指していきます。

【計算式】

分子:パス適用日数合計
分母:入院延べ日数

(単位:%)

クリニカルパス使用率(日数) 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
47.9 46.0 49.4 44.3

医療連携

紹介率(一般)

紹介率とは、初診患者さんに対して、他の医療機関から紹介されて来院した患者さんの割合を表しています。
より高い値を目指していきます。

【計算式】

分子:紹介初診患者数+初診救急患者数
分母:初診患者数

(単位:%)

紹介率(一般) 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
41.4 44.8 47.1 45.5

逆紹介率(一般)

検査が終わった患者さんや治療が一段落したり治療方法が決まった患者さんは患者さんの利便性を考慮し、かかりつけ医等へ紹介(逆紹介といいます。)を行っています。逆紹介率とは、初診患者さんに対して、逆紹介をした患者さんの割合を表しています。
より高い値を目指していきます。

【計算式】

分子:逆紹介患者数
分母:初診患者数

(単位:%)

逆紹介率(一般) 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
46.5 29.8 23.0 24.0

新入院患者紹介率

新入院患者紹介率とは、新規に入院となった患者さんのうち、かかりつけ医等から紹介を受けた患者さんの割合を表しています。
より高い値を目指していきます。

【計算式】

分子:新入院患者中の紹介患者数
分母:新入院患者数

(単位:%)

新入院患者紹介率 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
24.4 36.8 30.3 31.6

地域医療機関サポート率

地域医療機関サポート率とは、2 次医療圏内(当院の場合は西多摩医療圏)の診療所、病院など
の医療機関のうちから、患者さんの紹介を受けた医療機関の割合を表しています。
より高い値を目指していきます。

【計算式】

分子:二次医療圏内で紹介を受けた医科医療機関数
分母:二次医療圏内医科医療機関数

(単位:%)

地域医療機関サポート率 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
60.3 75.6 72.4 70.3


脳卒中地域連携パスの使用率

急性脳梗塞や脳出血などの脳卒中では、急性期治療後にリハビリテーションをさらに行うため、専門病院等へ転院することがあります。手術担当病院とリハ担当病院があらかじめ情報を共有した上で、個々の患者さんの診療計画を作成することを地域連携パスといいます。脳卒中地域連携パスの使用率とは、脳卒中の退院患者さんのうち、地域連携パスが適用された割合を表しています。
より高い値を目指していきます。

【計算式】

分子:急性脳梗塞患者の生存退院患者数のうち、脳卒中地域連携パスで地域連携診療計画加算を
算定した患者数
分母:急性脳梗塞患者の生存退院患者数

(単位:%)

脳卒中地域連携パスの使用率 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
0.7 8.8 11.5 8.2

大腿骨地域連携パスの使用率

大腿骨地域連携パスの使用率とは、足の付け根の骨折(大腿骨頸部骨折)などでは、手術後に
リハビリテーションをさらに行うため、専門病院等に転院することがあります。手術担当病院と受け入れ病院があらかじめ情報を共有した上で、個々の患者さんの診療計画を作成することを地域連携パスといいます。骨折手術をした患者さんに対して、地域連携パスが適用された割合を表しています。
より高い値を目指していきます。

【計算式】

分子:医療資源を最も投入した傷病名が大腿骨頸部骨折(大腿骨頸部骨折骨接合術、大腿骨頸部
骨折人工骨頭置換術等を実施している場合に限る)に該当する退院症例数のうち、「地域連携診療計画加算」が算定された症例数
分母:医療資源を最も投入した傷病名が大腿骨頸部骨折(大腿骨頸部骨折骨接合術、大腿骨頸部
骨折人工骨頭置換術等を実施している場合に限る)に該当する退院症例数

(単位:%)

大腿骨地域連携パスの使用率 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度

9.1

16.4

25.0 13.6

救急

救急車の延受入件数

救急車受入件数とは、1年間に当院で受け入れた救急車の件数を表しています。
急性期医療を担う地域の基幹病院として、より高い値を目指していきます。

【計算式】

救急車の延受入件数

(単位:件)

救急車の延受入件数 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
2,442 2,980 2,605 1,871

医療安全

転倒・転落発生率

入院患者さんが転倒・転落した場合に、何ともない場合もありますが、レントゲン検査や傷の処置などが必要となる場合もあります。レベル2以上とは、検査や処置などが必要となった場合を意味します。転倒・転落発生率とは、その発生の程度を表しています。
より低い値を目指していきます。

【計算式】

分子:インシデント・アクシデントレポートの入院患者転倒・転落者数【レベル2以上】
分母:延入院患者数

転倒・転落発生率 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
0.00208 0.00277 0.00209 0.00238

褥瘡

褥瘡推定発生率

褥瘡(じょくそう)は、低栄養の患者さんが長く寝込んでいたりするとできます。褥瘡推定発生率とは、病院に入院してから新たに発生した率を表しています。
発生の防止に努めていきます。

【計算式】

分子:入院時に褥瘡なく調査日に褥瘡を保有する患者数+入院時に褥瘡あり他部位に新規褥瘡発生の患者数
分母:調査日の入院在院患者数(人)

(単位:%)

褥瘡推定発生率 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
0.321 0.279 0.110 0.050

手術件数

手術件数

手術件数とは、1年間の手術件数を表しています。

【計算式】

年間の手術件数

(単位:件)

手術件数

(内、全身麻酔件数)

2023年度 2022年度 2021年度 2020年度

1,915

(1,366)

2,144

(1,492)

2,266

(1,437)

1,974

(1,362)


手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率

開胸、開腹を伴う手術等は、手術開始直前に抗菌薬を点滴などで投与することにより、手術後の 感染を抑えることが期待されています。予防的抗菌薬投与は、現在、細菌感染を起こしていないが、手術後の感染を防ぐために、抗生物質をあらかじめ投与することをいいます。手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率とは、手術室で行った手術のうち、手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与された手術件数の割合を表していています。

【計算式】

分子:手術室で行った手術件数のうち、手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与開始された手術件数
分母:手術室で行った手術件数

(単位:%)

手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
79.4 77.0 69.1 71.6

肺血栓塞栓症の予防対策実施率

肺血栓塞栓症とは、下肢や腹部でできた血の塊(血栓)が肺に行く血管(肺動脈)に詰まる病気です。予防には血液凝固を抑える薬剤を使用したり、弾性ストッキングなどを利用することがあります。
肺血栓塞栓症の予防対策実施率とは、リスクの程度が一定以上ある手術の時に、予防対策がなされた割合を表しています。
より高い値を目指しています。

【計算式】

分子:肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を実施した退院患者数のうち、肺血栓塞栓症の予防対策(弾性ストッキングの着用、間歇的空気圧迫装置の利用、抗凝固療法のいずれか、または2つ以上)が実施された退院患者数
分母:肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を実施した退院患者数

(単位:%)

肺血栓塞栓症の予防対策実施率 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
97.0 97.0 94.9 96.2

呼吸器

誤嚥性肺炎の摂食指導実施率

誤嚥とは、食物や唾液などを気管、肺などに誤って飲み込むことをいい、加齢や脳卒中後遺症などで見られることがあります。誤嚥性肺炎の摂食指導実施率とは、誤嚥性肺炎の退院患者数に対して、診療報酬請求上で該当する指導をした割合を表しています。

【計算式】

分子:誤嚥性肺炎退院患者のうち、摂食機能療法が実施された患者数
分母:誤嚥性肺炎の退院患者数

(単位:%)

誤嚥性肺炎の摂食指導実施率 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
5.3 8.9 46.6 22.2

誤嚥性肺炎再入院率

誤嚥とは、食物や唾液などを気管、肺などに誤って飲み込むことをいい、喀出できなかったり、繰り返すと誤嚥性肺炎となります。誤嚥性肺炎再入院率とは、誤嚥性肺炎の退院患者数に対して、4週間以内に再入院した患者数の割合を表しています。

【計算式】

分子:前期の誤嚥性肺炎退院患者のうち、4週間以内に呼吸器疾患(MDC04)で自院に再入院した患者数
分母:前期の誤嚥性肺炎の退院患者数

(単位:%)

誤嚥性肺炎再入院率 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
0.0 3.2 5.6 0.0

心疾患

急性心筋梗塞アスピリン処方率

血液が固まる(血栓を作る)ときに、血小板が働きます。アスピリンは血小板の働きを抑えることにより、血液が固まるのを抑制します。急性心筋梗塞アスピリン処方率とは、急性心筋梗塞の退院患者数に対して、入院2日以内にアスピリンの処方された患者数の割合を表しています。

【計算式】

分子:急性心筋梗塞退院患者のうち、入院2日以内にアスピリンの処方された患者
分母:急性心筋梗塞の退院患者数

(単位:%)

急性心筋梗塞アスピリン処方率 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
90.9 94.4 100.0 91.7

急性心筋梗塞急性期PCI実施率

急性心筋梗塞は心臓の筋肉への血管が詰まり血液が流れなくなる状態です。PCIは再度、血液を流すため、血管の拡張する手術です。急性心筋梗塞急性期PCI実施率とは、急性心筋梗塞の退院患者数に対して、急性期PCIが施行された患者数の割合を表しています。

【計算式】

分子:急性心筋梗塞の退院患者数のうち、急性期PCIが施行された患者数
分母:急性心筋梗塞の退院患者数

(単位:%)

急性心筋梗塞急性期PCI実施率 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
90.9 72.2 85.0 83.3

急性心筋梗塞急性期PCI実施患者の死亡率

急性心筋梗塞は心臓の筋肉への血管が詰まり血液が流れなくなる状態です。その後、重症の不整脈になったり、心臓の筋肉が動かなくなったり、心臓の壁が脆くなったりして、全身や生命に影響を及ぼすことがあります。急性心筋梗塞急性期 PCI 実施患者の死亡率とは、急性心筋梗塞の退院患者数のうち急性期PCIが施行された患者数に対して、14日以内に死亡した患者数の割合を表しています。

【計算式】

分子:急性期PCIが施行された急性心筋梗塞患者のうち、14日以内に死亡した患者数
分母:急性心筋梗塞の退院患者数のうち、急性期PCIが施行された患者数

(単位:%)

急性心筋梗塞急性期PCI実施患者
の死亡率
2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
10.0 0.0 0.0 0.0

急性心筋梗塞 doortoballoonPCI 90分実施率

急性心筋梗塞は心臓の筋肉への血管が詰まることによっておきる病気です。doortoballoonPCI とは、急性心筋梗塞で病院に到着してから、カテーテル検査をし詰まっている心臓の血管を再開通させるまでの時間をいいます。急性心筋梗塞 doortoballoonPCI 90分実施率とは、急性心筋梗塞の退院患者数のうち急性期PCIが施行された患者数に対して、90分以内に経皮的冠動脈形成術(急性心筋梗塞)が施行された患者数の割合を表しています。

【計算式】

分子:急性心筋梗塞退院患者のうち、90分以内に経皮的冠動脈形成術(急性心筋梗塞)が施行された患者数
分母:急性心筋梗塞患者のうち、急性期PCIが施行された患者数

(単位:%)

急性心筋梗塞 doortoballoonPCI 90分実施率 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
10.0 46.2 50.0 66.7

糖尿病

糖尿病入院栄養指導実施率

栄養指導では、管理栄養士がなにをどれくらい食べるのか、どのように気を付けるのか説明を行います。糖尿病入院栄養指導実施率とは、2型糖尿病退院患者に対して、栄養指導が実施された患者数の割合を表しています。

【計算式】

分子:2型糖尿病(ケトアシドーシスを除く)退院患者のうち、栄養指導が実施された患者数
分母:2型糖尿病(ケトアシドーシスを除く)の退院患者数

(単位:%)

糖尿病入院栄養指導実施率 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
53.3 60.0 53.6 46.2

脳梗塞

脳梗塞急性期t-PA 治療施行率

t- PA とは脳梗塞の原因となる血液の塊を溶かす薬剤です。脳梗塞発症から4時間30分以内(超急性期)に使用すると効果的と言われています。脳梗塞急性期t-PA 治療施行率とは、急性脳梗塞の退院患者のうち血栓溶解療養法がなされた患者数に対して、診療報酬上でのA205超急性期脳卒中加算の算定をした割合を表しています。

【計算式】

分子:急性脳梗塞の退院患者のうち、A205超急性期脳卒中加算の算定数
分母:急性脳梗塞の退院患者のうち、血栓溶解療法がなされた患者

(単位:%)

脳梗塞急性期t-PA 治療施行率 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
70.0 87.5 83.3 90.0

胃癌低侵襲手術率(内視鏡)

UICC ステージとは癌の進行度を表します。ⅠからⅣまでに分類されています。胃癌低侵襲手術率(内視鏡)とは、胃癌でステージⅠのうち該当する切除術が施行された退院患者数に対して、内視鏡手術が施行された患者数の割合を表しています。

【計算式】

分子:胃癌で治療前TNMが UICC ステージIのうち該当する切除術が施行された退院患者数のうち、内視鏡手術が施行された患者数
分母:胃癌で治療前TNMが UICC ステージIのうち該当する切除術が施行された退院患者数

(単位:%)

胃癌低侵襲手術率(内視鏡) 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
73.7 61.0 58.8 72.7

胃癌低侵襲手術率(腹腔鏡)

UICC ステージとは癌の進行度を表します。ⅠからⅣまでに分類されています。胃癌低侵襲手術率(腹腔鏡)とは、胃癌でステージⅠのうち該当する切除術が施行された退院患者数に対して、腹腔鏡手術が施行された患者数の割合を表しています。

【計算式】

分子:胃癌で治療前TNMが UICC ステージ Iに相当し対象の切除術が施行された退院患者数のうち、腹腔鏡手術が施行された患者数 ( 内視鏡手術用支援機器使用を含む)
分母:胃癌で治療前TNMが UICC ステージ Iに相当し対象の切除術が施行された退院患者数

(単位:%)

胃癌低侵襲手術率(腹腔鏡) 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
15.8 19.5 20.6 27.3

がん患者サポート率

がん患者サポート率とは、はじめて癌と診断された患者さんに対して、医師と看護師が共同して説明やカウンセリング等を行いサポートした割合を表しています。
より高い値を目指しています。

【計算式】

分子:初発がん患者の初回退院数のうち、基準日を含む6ヶ月間にがん患者指導管理料1(医師と看護師の共同診療方針等を文書等で提供)を算定した患者(入・外含む)
分母:初発がん患者の初回退院数

(単位:%)

がん患者サポート率 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
20.1 20.8 29.4 37.0

精神

精神科病院入院からの身体疾患受入れ患者数

身体疾患には、がん、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、外傷、虫垂炎などが含まれています。精神科病院入院からの身体疾患受入れ患者数とは、このような患者さんを地域の精神科専門病院から受け入れている件数を表しています。
より高い値を目指しています。

【計算式】

分子:精神科病院からの身体疾患受入患者数
分母:許可病床数 /100(病床 100 床あたり)

(単位:件)

精神科病院入院からの
身体疾患受入れ患者数
2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
6.6 15.5 5.1 7.3

院内他科からの精神科診察依頼頻度

院内他科からの精神科診察依頼頻度とは、精神科以外の入院患者さんが精神科に診察を依頼している件数を表しています。
より高い値を目指しています。

【計算式】

分子:院内他科入院中の精神科診察依頼件数
分母:許可病床数 /100(病床 100 床あたり)

(単位:件)

院内他科からの
精神科診察依頼頻度
2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
25.9 19.3 20.8 29.7

リハビリテーション

脳梗塞入院1週間以内のリハビリテーション強度

脳梗塞では麻痺などの症状がでます。早期からリハビリテーション(理学療法、作業療法、言語療法)を行ったほうが機能回復がよいとされています。脳梗塞入院1週間以内のリハビリテーション強度とは、入院一週間以内に行われたリハビリの程度を表しています。
より高い値を目指しています。

【計算式】

分子:分母患者の入院7日目までのリハビリテーション施行単位合計
分母:一週間以上入院し退院した急性脳梗塞症例数

脳梗塞入院1週間以内の
リハビリテーション強度
2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
13.6 10.4 11.7 9.6

脳梗塞ADL改善度

ADLとは食事、歩行、入浴などの日常生活における行動のことをいいます。脳梗塞ADL改善度とは、急性脳梗塞の退院患者数に対して、食事、移乗、整容、トイレ動作、入浴、平地歩行、階段更衣、排便管理、排尿管理において、それぞれ可能な動作の程度を 3 段階で点数化し、その点数の差が入院時と退院時にどれだけあるかの割合を表しています。
より高い値を目指しています。

【計算式】

分子:急性脳梗塞の生存退院患者数の退院時 BI(Barthel Index)合計点数-入院時BI合計点数
分母:急性脳梗塞の生存退院患者数

脳梗塞ADL改善度 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
22.9 25.7 23.8 17.3

臨床検査

迅速細胞診実施率(胃癌)

迅速細胞診とは、手術などで得られた細胞にがんが混じっているかについて、手術中の結果を報告する検査です。迅速細胞診実施率(胃癌)とは、腹腔鏡、開腹による胃癌悪性腫瘍切除術が行われた患者数に対して、術中迅速細胞診を行った割合を表しています。
より高い値を目指しています。

【計算式】

分子:腹腔鏡、開腹による胃癌悪性腫瘍切除術が行われた患者数のうち、術中迅速細胞診を行ったもの
分母:腹腔鏡、開腹による胃癌悪性腫瘍切除術が行われた患者数

(単位:%)

迅速細胞診実施率(胃癌) 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
0.0 16.7 17.9 13.0

放射線検査

放射線専門医診断寄与率

CT 等の放射線画像検査では、診療科担当医のほかに、放射線科専門医による診断が加わることがあります。放射線専門医診断寄与率とは、経験を積んだ放射線科専門医による診断が行われた率を表しています。

【計算式】

分子:自施設で撮影した画像において核医学診断およびコンピューター画像診断を行った件数のうち、該当する画像管理加算1または2または3を算定した件数

分母:自施設で撮影した画像において核医学診断およびコンピューター画像診断を行った件数

(単位:%)

放射線専門医診断寄与率 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
100.0 100.0 100.0 100.0